浄水器の種類と性能の違いによる価格の差

浄水器には大きく分けて二種類があり、ポットタイプのものとカセット式のものになります。まず、どちらのタイプのものでも浄水器としての性能の違いにより除去可能な物質に違いがあります。価格が高いもの程、より多くの有害物質を取り除く事が可能になり、まず最低限の機能として、水の味に関わる物質を除去する機能があります。水道水に含まれる残留塩素と黴臭の二つの物質は水の味に影響を与え、これらを除去出来る事が浄水器の機能の最も大切な要素になります。

次に水の安全性に関わる物質がありますが、これらは多くの種類があり、錆、トリハロメタン、農薬、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、トリクロロエタン、クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクラロメタン、ブロモホルム、溶解性鉛、これらの化学薬品や環境ホルモン等の有害物質を除去する性能を有している事が浄水器の価格を決める大きな要因になります。ポットタイプのものは比較的価格面では安い傾向にあり、これらの有害物質のほとんどを除去する性能がありますが、浄水するためには時間がかかってしまう点に注意が必要であり、また衛生面においてもしっかりと洗浄する必要性があります。カセット式のものは蛇口に取り付けるだけでいいため、簡単に扱う事が出来る点に魅力があります。また、価格の高いものになると有害物質を全て取り除く事が可能な種類もあり、安全性に拘る場合にはカセット式のものが優れています。

価格面ではカセットが消耗品のため、定期的に交換する費用が必要になります。

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